水虫の脚

ケトコナゾールスプレーは手軽です

ケトコナゾールは真菌症の治療に使用される、高い抗菌作用をもつイミダゾール系の合成真菌薬の一つです。
水虫の原因菌である白癬菌も真菌の一種、ケトコナゾールは水虫やカンジダ症など、真菌が原因の皮膚真菌症の治療に幅広く用いられているのです。

ケトコナゾールを使用した薬には、塗るタイプのクリームとローションタイプがあります。
そしてケトコナゾールスプレーは、患部に手軽に噴霧できる無色透明のスプレー剤です。
広範囲でも片手でシュッと吹き付けることができます。

白癬菌が皮膚の角質層に寄生する水虫は、完治がむずかしく再発しやすいことが特徴、しつこいかゆみに悩まされる人は多いのです。
ケトコナゾールスプレーはあらゆる部位の水虫と皮膚カンジダ症、指間びらん症、脂漏性皮膚炎などにも効果を発揮するのです。

水虫治療の薬を塗るときには、菌が付着している患部にはできるだけ触りたくないと感じてしまうものです。
スプレータイプなら使い方は噴霧するだけ、すみずみまでスプレー剤を吹き付けられます。
ケトコナゾールのスプレーは浸透力が高いので、皮膚が厚く角質化しているかかとや足の裏などの患部の水虫治療にも適しているのです。

ケトコナゾールスプレーの使い方はシンプルで簡単、そして手軽です。
水虫と皮膚カンジダ症を治療するなら、1日1回だけ患部にスプレーを噴霧、脂漏性皮膚炎は1日2回、患部にスプレーするだけです。
飲み薬のように、時間を気にする必要はないのです。
水虫治療は継続することが大切ですが、気軽なスプレーなら毎日続けやすいのです。

高い抗菌作用をもつケトコナゾールスプレーは、真菌を死滅させ水虫を完治することも可能です。
しかし、しつこい水虫はかゆみの症状が治まり、完治したように見えても、皮膚の内部には菌が残っていることがあるのです。
皮膚が生まれ回るターンオーバーのサイクルは約4週間なので、4週間は根気強くスプレーを患部に吹き付けて、治療を続けることが大切です。

ケトコナゾールスプレーの水虫治療効果

ケトコナゾールスプレーの有効成分は、真菌の細胞膜を構成する成分、エルゴステロールの生成を阻害して死滅させる高い抗真菌作用を発揮します。
水虫の原因である白癬菌の増殖をおさえることはもちろん、強烈なかゆみの症状もおさえ、やがて菌を死滅させるのです。

つらい水虫のかゆみもケトコナゾールスプレーを使い続ければ、抗菌作用で症状の改善が期待できます。
吹き付けるだけなので何よりも気軽、足の指の間の患部にも簡単にスプレーできます。

ケトコナゾールスプレーは、白癬菌以外の菌にも高い効果を発揮します。
カンジダが原因の赤ちゃんのおむつかぶれ、皮膚が赤くただれて、小さな紅班ができる乳児寄生菌性紅斑にも使うことができます。
赤ちゃんの患部にシュッと吹き付けるだけで、菌の増殖をおさえ抗菌するのです。

かゆみをともなう湿疹ができる、脂漏性皮膚炎にも効果が期待できます。
原因は皮脂の過剰分泌と、真菌のマラセチア菌が関与しているといわれます。
脂漏性皮膚炎の治療には主にステロイド(副腎皮質ホルモン)が使用されていますが、副作用の心配があるのです。
ケトコナゾールスプレーなら、ほとんど副作用を気にすることなく使えるのです。

真菌に感染して表皮に発症する、皮膚の角質細胞が細かくはがれ落ちる癜風(でんぷう)は広範囲に症状が出ることもありますが、スプレーならまんべんなく噴霧できるのです。

患部に噴射するだけのケトコナゾールスプレーには、強い副作用はほとんどありません。
主な副作用は、ヒリヒリした刺激やかゆみなどがあります。
まれに発疹や水疱ができたり、かぶれや炎症をおこす場合もあるので、そのような症状が出た場合には、医師や薬剤師に相談する必要があるのです。
また過去に水虫の薬でかぶれたことがある人も、医師に話しておくのが良いでしょう。